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2012.02/01(Wed)

禁煙キャンペーンの謎 日本パラドックス(1)

私は「阿修羅」という掲示板を愛読している。
政府・マスコミの流す情報については常に慎重な姿勢をとる方々の論調が主流である。

その阿修羅で、禁煙キャンペーンというかなんというか、喫煙者を罵倒し、国賊扱いするような発言が目立っていて不愉快であった。このスレッド自体は朝日新聞の報道「たばこで死亡、年12万9千人 07年分、東大など分析」(2012年1月28日1時50分)を発端にしている。この報道に早速飛びついた一人に池田信夫という人がいて、そのブログでは低線量被曝無害キャンペーンを張っていた。

阿修羅のこのスレッドで、私が共感できる投稿は一割未満(つまり、極めて少数派)に過ぎなかった。その中で、この喫煙問題で日頃私が感じてきた心情をとてもよく表現してくれるもの、投稿ナンバー84、があった↓。

タバコを吸わない人達が 増えてから 世の中 やさしさとか人情とかも
薄くなっつたきがします 寅さんや池中玄太80キロの時代が懐かしい タバコ
は文化です芸術や音楽にも縁が深いです、、、 タバコが高級品化してゆくのは致し方無いと 想いますが 原風景の一つが消えて逝くのは寂しいな、、、

この心情に付け加えることは何もない。でも蛇足する。

一つは排他主義(なわばり根性)の蔓延だ。喫煙者が嫌煙グループの推奨する喫煙マナーを守っている限り、たばこを吸う行為は純粋に個人の趣味に帰属する(低線量被曝を喫煙と比較する欺瞞)。排他主義は政治的には排外的民族主義や民族差別主義とも親和性が高いだろう。

地球上の99%以上のひとびとは権力者に苛められる同じ民衆だ。仲良くしようよ。

排他主義、排外的民族主義に民衆が染まってくれればくれるほど権力者にとっては都合がよい。禁煙キャンペーンに隠された政治的側面の一つかも、と私は訝っている。何故、排他主義が(排ガス大気汚染と歩調を合わせるかのように)蔓延るようになってしまったのか、別の機会に考えたい。

もう一つ、これはどうしても我慢ならないことだが、喫煙者、スモーカーが我が国の医療費の高騰に寄与する、というキャンペーンだ。これはスモーカーを国賊扱いにしている。

喫煙が肺がんリスクを上げるとして、どうして国家の医療負担を上げることにつながるのだ。スモーカーは高額のたばこ税を払っている。そして、言われる通り、損失寿命(損失余命、損失期待余命)が数年として、その分の年金を受け取らないよう協力、貢献しているではないか。肺がんにかかる率があがれば、医療、薬品メーカーたちも儲からない?こうしたことの算数を厚労省はしっかり計算しているのか?

で、厚労省とその取り巻きの人たちは、スモーカーに対して何を望んでいるんだい?
民衆の健康を大切に思って、親切にも禁煙を勧めてくれているのか?国賊呼ばわりして医療費を下げたいのか?でも、この二つは矛盾した行為だよね。

さて、では本当に喫煙が日本人(アメリカ人でなく)の死亡率を上げているのか?
下の図は1980年に出版されたモノグラフ
Seven countries: a multivariate analysis of death and coronary heart diseaseから拝借したものだ。 7 counties Japan

(喫煙リスクに関する)いわゆる日本人パラドックスを示す古典的な(伝統的で基本的な)データだと思う。
その後、1995年に同じコホート集団(九州の二村)を用いて異なる結果を導いた論文が発表されたが、また別の機会に譲る。

喫煙に関する疫学研究には重大な欠陥がある。喫煙因子と未知の交絡因子(Xとする)が強い関係にあるとしよう。このとき、発癌死のリスクが本当はXに起因するものであるとしても、疫学上は、リスクは喫煙にあるという結論が導かれるだろう。さて、Xは未知である。未知のXの存在を完全に否定することができようか?

放射能の場合、少なくとも高線量被曝、被爆で、因果関係が明らかになっている
低線量被曝における疫学については別の機会に譲る

著名な英国の心理学者(評価は二分されているが)アイゼンク(H.J.Eysenck)に、
「たばこ・ストレス・性格のどれが健康を害するか」(星和書店、1993(原書1991))という魅惑的な著書がある。
印象に残った一つのメッセージは↓

ストレスを受けやすい性格の人は癌にかかりやすい
よって、禁煙キャンペーンはそうした性格のスモーカーの発がん率を高める

病は気から、とよく言うが、癌にもぴったりの言葉かもしれないね
告白しちゃおう。
私はスモーカー
しかも、どうも癌にかかりやすいパーソナリティをもっている(攻撃性が低く、自分を責めやすい)。


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テーマ : 禁煙・タバコ - ジャンル : ヘルス・ダイエット

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