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2012.03/05(Mon)

血液型とパーソナリティ(1)

ABO血液型と性格、というテーマは非常にたくさんの問題を抱えており、なかなかに難しい。

ニセ科学(疑似科学、似非科学、pseudoscience)ということで、その批判に熱心な人々も多いようなのだが、少なくとも「タイプB連絡協議会」=「血液型偏見差別研究センター」のサイトを参照すると、現在巷で流布している「血液型と性格」の台本になっている能見正比古・俊賢親子による「血液型人間学」なるものは基本的に優生思想ととらえるのが自然だと思う。以下、これを能見式血液型人間学と呼ぶことにする。B型に対するいじめの構造など上記サイトに詳しい。

優生思想については、社会ダーウィニズムとヒュームの法則優生学と人為淘汰を参照してください。

能見式血液型人間学は優生思想であるから、能見正比古・俊賢親子が提示するデータが科学的に正しいか誤りか、ということは基本的に二次的な問題である。ただし、いかに彼らがいい加減に(というか意図的に)データを捏造しているか、ということも上記サイトに詳しいので、是非とも読んでいただきたい。

もう一つ注意しておかなくてはならないことは、人間をステレオタイプ的に認識する(多くの?日本人の?)思考態度(以下、紋切型態度と呼ぼう)である。テレビのバラエティ番組というのかお笑い番組というのか、私なんぞには見るに堪えない(不快感を催す)番組をみて多くの日本人が笑い転げている(から、番組が継続しているのだろう)。初等中等教育における〇×教育とあわせ、人間性の劣化を推進するこうしたメディア戦略など(まとめて愚民化戦略とでも呼んでおこう)を通じて、日本人における紋切型態度が定着・拡大していく。

これに優生思想の能見式血液型人間学が結びつけば、その結末は明らかだ。

つまり、批判すべき点は、(1)能見式血液型人間学の優生思想、(2)紋切型態度を普及・拡大させる文科省政策や各種のメディア、(3)優生思想的に振る舞う個人個人、、、ということになろう。

もちろん、娯楽として、優生思想を取り払ったうえでの能見式血液型人間学を楽しむ分には、何の問題もない。それが科学だろうとニセ科学だろうと、娯楽なのだから楽しむだけでよい。ただし、紋切型のレッテル貼りや、B型「人間」はだから困るんだよね、といった差別はいけないことはもちろんだ。
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テーマ : 科学・医療・心理 - ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 優生学 血液型 性格 パーソナリティ

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